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インダストリアル(産業用)
2017/08/28

STREAMLIGHT ストリームライト ファイアーバルカンLED SGS防爆認証/バルカンLED IEC防爆認証 

ルミテック日本A
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ファイヤーバルカンLED 米国防爆モデル

バルカンLED IEC防爆モデル

いつもルミテック日本のブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。本日ご紹介するアイテムはストリームライトの代表的な製品「バルカンシリーズ」のLEDモデルです。現在LEDを光源とする「バルカン」は2機種あります。一つは消防・レスキュー用として高い信頼と性能を有する「ファイアーバルカンLED」と、産業界からの強い要望によって誕生したIEC防爆ライト「バルカンLED」です。

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防爆認証地域が異なる二点ですが、外観上も異なる点が大きく3箇所あります。一つはベゼルに格子状のガードが付いているのがIEC防爆認証モデル。ボディー色が鮮やかなオレンジで、テール部に青いナビゲーションランプが付いたのがファイアーバルカンLEDとなります。IEC防爆認証モデルにはナビゲーションランプは付きません。ボディのサイズ、重さ、明るさなど基本的な部分は同じなので歴史あるファイアーバルカンLEDを中心にご紹介して行きます。

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ファイアーバルカンLEDはその名の通り炎と戦う消防士「ファイアーファイター」のためのメインライトです。巨大なパラボラ型スムースリフレクターを搭載し、鋭く絞った集光配光で煙を貫き、救助を必要とする人をサーチ&レスキューする為の灯具です。こちらのライトは急速充電が可能なリチウムイオン充電池を内蔵。専用のチャージャーラックにライトを挿して充電を行います。チャージャーラックには付属のACアダプターと12Vのシガープラグを使用することが出来ます。消防署で常時充電出来る他、消防車に搭載することも考慮されています。日本の消防自動車は24V仕様の車をベースにしていることが多くあります。この際にはシガーライターから直接充電することはできません。24V車で充電する場合にはDC/DCコンバーターで12Vに変換するか、バッテリーからの12Vを取り出す必要がありますので、ご使用前に確認する必要があります。最近では消防車を発注する際に仕様書に組み込まれていて、納車時にすでに配線を終えた状態で装備されていることも多くなりました。

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付属品にはACアダプターとチャージャーラックの他に12Vシガープラグケーブル、ショルダーストラップ、そしてチャージャーラックを壁や車内に固定する為のネジがあります。出動時以外は常に所定の場所で充電を行うことを前提としていますので、チャージャーラックは固定して使用するのが一般的です。チャージャーラックには3箇所穴があり、そこに付属のネジを挿して壁などに固定します。ライト本体は「PUSH TO RELEASE」と書かれた黒いボタンを押しながらライトを押し出すと外せます。装着はライトをチャージャーに「ガチャン」と音がするまで差し込むだけでロックされます。充電を開始するとチャージャー脇のランプが赤く光り、充電が完了すると緑のランプに変わります。充電が完了すると自動的に給電がカットされるので過充電等の心配は必要ありません。

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今では古典的ともいえるこのスタイル。しかし、完成されたスタイルでもあります。この形のライトをご覧になると単一乾電池や単二乾電池を多くの本数使用したライトを思い浮かべる方も多いかと思いますが、このライトは想像以上にコンパクトです。恐らく想像されているサイズの2/3程度、重さは半分以下だと思います。リチウムイオン充電池を使用していますので乾電池に比べて遥かに軽いです。重量は839g 「あれ?随分重くない?」と思われた貴方、実はこれでもかなり軽量化されたのです。光源がLEDに変る前のキセノン電球だったころのモデルは充電池に「鉛シールドバッテリー」が使用されていました。簡単に言うと6Vのオートバイのバッテリーを積んでいたのです。当時の重さはなんと1.5kgもありました。このLEDモデルが登場した時は革命的に軽く感じたものです。消防士の方にこのライトを持ってもらった時にその軽さに驚かれていたのが印象的でした。

ボディは耐衝撃性に優れたABS樹脂を使用。グリップ部分には滑り止めのラバーグリップを採用しております。ハンドル部分とボディの間の空間が大きいのは分厚い耐火グローブをした状態でも握りやすくするためのものです。

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特徴的なのがこのトルグ型のスイッチ。一般的に懐中電灯は「ボタン」型のスイッチがほとんどですが、バルカンシリーズは伝統的にこのトルグスイッチが採用されています。理由は分厚い耐火グローブではボタンは押し難い場合があります。また、基本的に常時点灯で使用するライトなので、頻繁なON/OFF操作を必要としないのもこのスイッチが採用された理由の一つだと思います。左右どちらかにスイッチを倒すと点灯します。またファイアーバルカンLEDは同時に後方のナビゲーションランプが点灯または点滅します。トルグスイッチの倒す方向で点灯、点滅が変ります。最初はボタン型でないことに戸惑うかもしれませんが、実際に使っていただければご納得いただけるスイッチです。

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隠れた名わき役がこのショルダーストラップです。消防士の方にとって消火活動中にライトを片手にもって行動するようなことはありません。基本的に皆さん肩掛けした状態で装備します。なぜならばその手には消化ホースであったり、斧や鉤状の道具を持って火災現場に入ります。ライトを片手に持つ余裕はありません。ハンズフリーで装備できるよう消防用のライトは様々な工夫が施されております。また、状況によっては必要最低限の装備を残して狭い場所に入り込まなければならないこともあります。そういった時に装備の解除に手間取ることは出来ません。このスリングベルトもワンタッチで外すことが出来ます。ちょうど車のシートベルトを着脱する感覚と同じです。また、大きな耐火ヘルメット越しにストラップをかぶらなくても、ベルトを回して「カチッ」と装着することができます。

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ファイアーバルカンLEDはメンテナンス性にも優れます。内蔵バッテリーは永遠に使えるわけではありません。もちろん従来品よりも優れたライフタイムを持ちますがいつかは寿命が来ます。その際も充電池が簡単に交換可能です。ベゼルとレンズを外すとリフレクターやパッキンを取り出すことが出来ます。内部のパーツの多くはアッセンブリー化されていて、必要部位に応じて修理も可能です。公費購入の割合が高い製品でもありますので、修理、メンテナンスがし易いのもこのライトの特徴の一つです。

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後方の隊員にその存在を知らせる為のナビゲーションランプ。画像では白く光っておりますが、実際には鮮やかな青です。煙の中でもかなり目立ちます。非常に重要な機能で、後方から続く隊員が進路を見失わない為のマーカーであり、後方から来る走行車両等にも強力にアピールすることが出来ます。

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実際の使われた方ですが、煙が充満した空間ではファイアーバルカンLEDの強力な集光ビームをもってしても煙を貫くことは容易ではありません。しかし、火災現場の床に近い部分では比較的煙の薄い空気が残っている可能性があります。また、取り残された要救護者は床に倒れているケースが多いため、地面に近いところを照らすことでその優れた集光配光を活かすことが出来ます。このライトの極端な集光配光は遠くを照らすことも出来ますが、その目的は少しでも煙の少ない場所で要救護者を見つけるためのものとも言えます。どんなにルーメンが高く明るいライトでも集光性に優れなければ、煙が媒介となり真っ白になって余計見えなくホワイトアウトしてしまいます。明るいことも大切ですが、この用途のライトにとっては明るさ以上に配光が重要となります。

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 バルカンシリーズにLEDモデルが追加されてから数年が経過しますが、その鋭い集光配光は今も健在です。同社の製品や他社製品と比べても見劣りすることはございません。一般的な「懐中電灯」という主旨の製品ではないので、一概に比較するのが難しい商品でもございます。ただ、消防、レスキュー専用灯具として他に代わる物がない専用ライトであることは間違いありません。アメリカ国内に限らず、日本国内でも多くの自治体の消防での採用実績があり、その性能と信頼性の高さが伺える製品です。

ファイヤーバルカンLED 米国防爆モデル

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