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インダストリアル(産業用)
2017/12/15

STREAMLIGHT ストリームライト バルカン180 ファイヤー/ インダストリー

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バルカン180ファイヤー 米国防爆

バルカン180 米国防爆

いつもルミテック日本のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。本日は待望の大型新商品の登場です!バルカンシリーズの最新作 VULCAN180「バルカン180」のご紹介です。今秋、電撃発表となったバルカンの新型モデルはその特異な形状と「変形」が話題となりました。従来のバルカンシリーズとは一線を画すデザイン、充電システムが採用されています。

 Youtubeビデオでもご紹介中 https://www.youtube.com/watch?v=E9otuN-DRGQ

 

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ライトユニットがダイナミックにチルトします!今年発売されたVANTAGE180「バンテージ180」と同様にライトユニットが前後に多段階に動き照射角度を調整することが出来ます。この機能から考えるとこのモデルはファイアーバルカンLEDの後継というよりは、投光器シリーズのEスポットに近いモデルのように思えます。実際、バルカン180は置いて照射することにも長けています。

Eスポットに関する参考記事はこちらをクリック

使用充電池はバルカン180専用の44351 リチウムイオン充電池。リチウムイオンバッテリーなのでライトボックス、Eスポット等が搭載する鉛蓄電池に比べかなり軽量です。重量差はなんと-2457g!約70%も軽量化されています。電池の重量が製品の重さに大きな影響を与えますので、電池の種類と重量は非常に重要な要素です。バルカン180シリーズのバッテリーは軽量ながら容量は8800mAhもあり、充分に優れた連続点灯を実現しています。フル充電に9.2時間、Hiモード1200ルーメンで4.75時間、Lowモード350ルーメンで12時間のランタイムは充分に実用的な稼働時間かと思います。

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メインの白色光LEDを3灯搭載。最大で1200ルーメン。3灯で1200ですから一灯あたり400ルーメンとなります。1灯あたりの負荷が減り効率的な発光が可能です。リフレクターは1個あたり直径約37mm 深さも十分ありかなり集光されることが分かります。3灯付いていると中心光が3本現れるのではないか?と思われるかも知れませんが、余程の至近距離で無い限り一点に集光されます。比較的遠くを照らすというこのライトの用途から考えて、至近距離での多少の分割配光は実用上問題ないレベルだと思います。レンズは耐衝撃、耐傷性に優れたポリカーボネートが使用されていて、事実上割れることはありません。

テールには青色LEDのパーソナルランプを搭載。レンズの形状もこれまでとは異なり、自動車のテールランプのようです。また、バルカン180はチャージャーラックが従来機と大きく異なります。テール下部のネジのような部分が接点になり、チャージャーラックから突き出た2本のピンに触れて充電を開始します。

テール中心付近にある黒く丸いパーツは万が一内蔵する充電池がガスを放出した際の解放弁になります。こちらのバルカン180はファイアーモデル、インダストリーモデルの如何に関わらず米国SGSの防爆認証を取得していて、その詳細が書かれたステッカーが貼付されています。

ボディ前後にDリングがあり付属するショルダースリングベルトを引っ掛けることが出来ます。

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サイズ的にはファイアーバルカンLEDよりも一回り小さいかな?

グリップ部分はラバー製で滑り難く、確りと握れます。ボディの材質は耐衝撃性に優れたABS樹脂を使用。耐落下衝撃性能は2mとなります。防水性にも優れています。米国国家規格協会 ANSI FL1 スタンダードでIPX7、充電モデルとしてはかなり優秀です。IPX7とは1mの水没が可能なほどの防水性能です。災害救助や消火活動において使われることを想定していますので高い防水性能は必須と言えます。

バルカン180の重量は充電池込で1123g。ストリームライトが製造するハンディライトと比べるとさすがに重たいですが、袈裟懸けに肩掛けするとさほど重さを感じません。以前もファイアーバルカンLEDをご紹介するときに書きましたが、基本的に肩掛けで使用します。理由は消防士の方は燃え盛る火災現場に入る際、ライトを片手に持って入るようなことはありません。その手には放水ホースや斧や鉤など持たなければならないからです。見えない場所、必要なときにだけライトをその方向へ向けて使用します。その為、袈裟懸けして持ち運ぶのが一般的です。ちょうどライトが胸の位置より少し低いくらいに来るのが正しい位置のようです。

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折り畳んだ状態ではライトユニットがボディからほとんどはみ出しません。従来のバルカンシリーズやライトボックスシリーズの無骨さ、飾り気の無さと比べるとかなりスタイリッシュです。イタリアのスポーツカーデザイナーが描いたと聞いても不思議ではありません。実際どうだかは知りませんが、それくらいの変身ぶりです。そしてこのダイナミックに開くライトユニット。開閉角度は約180度、チルト角は多段階で動き、確りと任意の角度で固定が可能です。肩掛けのライトとしてだけでなく、置いて簡易的な投光器として使うことも想定されています。消火活動だけでなく、事後の検証や車両や機器のメンテナンス時など幅広いシーンで使用が可能になっています。

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「靴底」が追加されました。
バルカン180にはこれまでのモデルにない新たなパーツが追加されております。これはこのライトの特殊な使われ方に関係します。底部は車のタイヤパターンのようになっておりおます。これはライトを床に押し当てて滑らすように使う為のものです。火災現場の室内では煙は天井に広がり、次第に下方に広がります。バルカン180のような集光性の高いライトでも煙が充満する空間ではその威力を発揮することは出来ません。しかし、床に近い空間であればまだ煙による視界不良が及んでいない可能性があります。また要救護者がいた場合、床に倒れている可能性があります。消防士の方は床にライトを床に押し当てて這うようにして進みます。その為、ライトの底面が擦れる可能性が高く、パーツが交換できるようになっています。このパーツはネジで留められていて、すり減った際には補修として交換することが出来ます。現場の声をカタチにして、メンテナンスが出来るように工夫が施されています。

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 押し易く大きなスイッチ。
スイッチはこれまでのモデルと異なりトルグスイッチではなくプッシュ式スイッチが採用されました。クリックするとHiモードが点灯し、点灯後に長押しするとLowモードになります。従来のファイヤーバルカンのように、ライトユニットを開けてジャンパースイッチを差し替える手間は要りません。非常に操作しやすいものになりました。またスイッチも大きく、分厚い耐火グローブをした状態でも操作しやすくなっています。スイッチを入れると本体後方上部にあるバッテリーインジケーターが短く点灯して、現在のバッテリーの残量を色でお知らせします。目視で確認が出来る点が良いと思います。インジケーターランプはしばらくすると消灯します。

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優れた遠方照射性と広い配光面
9階建ての建設途中のビルを照らしてみました。中心光は屋上付近を充分に照らすことが出来ます。また、狭角に一点を照らす従来のファイアーバルカンLEDに比べると中心光の伸びはありませんが、広い配光面は取り残された要救助者の発見にも役立つと思われます。

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1200ルーメンの強烈な中心光と煙中透過性
三本の光源から伸びる光軸は程なく1本となり煙の中を貫きます。周辺光も充分に広く行く手を明るく照らします。ただ、先にも述べましたが、輝度に関しては従来のファイアーバルカンLEDに若干及びません。ファイアーバルカンLEDが80,000カンデラなのに対してバルカン180は75,000カンデラ。ルーメン数が約1/10のファイアーバルカンLEDの方がカンデラ数は勝るということになります。これはファイアーバルカンLEDが装備する巨大なパラボラ型のリフレクターの効果に因るものです。バルカン180も優れた集光性ですが、中心光の広さがファイアーバルカンLEDよりも大きいこともあり煙中透過性はファイアーバルカンLEDほど期待できるものではないかもしれません。

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優れたメンテナンス性
バルカンLEDのヘッドを分解するとヒートシンクが露出します。ヒートシンクはヘッドカバーの内側にあり効率的に放熱します。前面レンズ及びリフレクターも交換が可能。LEDユニットに置いてもドライバーで取り外しが可能です。通常のハンディーライトに比べ高価なモデルになりますのでメンテナンスのし易さは欠かせないスペックの一つです。単に明るいライトを作るのではなくメンテナンス性を重視した造りがストリームライトらしいと思います。こちらの商品は新商品につき補修パーツの全てが販売可能な状態にありませんが、修理には即対応いたします。今後補修パーツの販売も充実させて行きます。弊社ルミテック日本は、今後ともご利用いただきましたお客様の製品のメンテナンスに万全の体制をもってあたりますのでご安心下さい。

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「バルカン180シリーズ」に現状ラインアップされているのは赤色ボディーの消防用モデル「バルカン180ファイヤー(品番:180F)」と、イエローボディーの一般産業用向けモデルの「バルカン180(品番:180)」の二種があります。違いはボディカラーとショルダーストラップのみです。ファイヤーはシートベルトタイプのクイックリリース付きで、かさ張る消防服の上からも脱着がし易くなっています。イエローのインダストリアルモデルはクイックリリース無しの通常ショルダーストラップです。ショルダーストラップの分だけ若干の価格差がございますが、それ以外の明るさ、防爆認証は同じでございます。

充電用ラックはこのモデルで刷新されましたが、従来のバルカンシリーズ用充電ラックの取り付けスクリュー穴が利用できますので、消防車等に搭載されている旧モデルからも、新たに穴をあけることなく更新することができます。

これまでのバルカン、ライトボックスシリーズとも異なる大幅な性能、仕様変更が施されました本製品。次世代の消防、産業系のストリームライトの中核を担う充電式の防爆LEDライトになるかと思います。装備品の老朽化に伴い更新を検討のお客様にはこの機会に新型への更新をご検討お願い致します。署や会社でデモ機をご覧になりたいお客様は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。是非、実機にてその性能を体感していただきと思います。ご検討お願い致します。

バルカン180ファイヤー 米国防爆

バルカン180インダストリー米国防爆

 

 

 

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