ルミテック日本 > ルミテック日本 > インダストリアル(産業用) > STREAMLIGHT ストリームライト 4AA プロポリマックス 米国防爆モデル LED ハンディライト
インダストリアル(産業用)

STREAMLIGHT ストリームライト 4AA プロポリマックス 米国防爆モデル LED ハンディライト

ルミテック日本A
ルミテック日本

4AAプロポリマックス

いつもルミテック日本のブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。本日ご紹介するストリームライトはハンディサイズの防爆ライトでは定番のアイテムとなっている「4AAプロポリマックス」です。4AAとはAA(単三電池)を4本使ったモデルという意味です。このライトはプロポリマーシリーズで最も明るい最大300ルーメンのハンディライトです。使い易い単三電池を電源として、優れた初期照度の維持と力強い集光配光が特徴です。発売されて既に4年ほどが経過しようとしていますが、未だ衰えぬプロポリマックスの人気の秘密に迫ってみたいと思います。

085-2.jpg

プロポリマックスが登場したのはプロポリマーシリーズのラインナップが大きく動いた時でした。2013年に新型のLEDを搭載したモデルが続々と投入され、それまでAA(単三)モデルで最も明るかったのが4AAスーパーLED米国防爆モデル 最大100ルーメンで調光機能の無いモデルでした。深いリフレクターにより集光された光りは優れた遠方照射性を有したモデルでもありましたが、2013年当時を振り返っても単三電池を4本使用して100ルーメンと言うのはいささか大人しすぎる明るさでもありました。防爆モデルでなければ何倍ものルーメン値を持ったライトが溢れていました。「防爆認証」という厳格なルールに則った世界では、新しいLEDが登場したからといって直ぐに載せ換えることは出来ません。また、申請や認証試験などに大きな費用と時間を要しするので、メーカーとしては「換え時」を慎重に見極めた上で開発、生産をしなければならず、一般的な懐中電灯とは製品が出来るまでの道程が全く異なります。

こうして苦心の結果生み出されたプロポリマックスは明るさだけでなく、様々な点で改良が施されてました。

085-3.jpg

ライトのスペックの詳細に触れる前におさえておきたい部分があります。それはこのライトが防爆ライトであるということです。防爆ライトとは発火や爆発の危険性のある場所、身近なところではガソリンスタンドも防爆のエリアになるのですが、そのような場所で使用することが許された灯具のことです。

このプロポリマックスもIPX7と高い防水性能を有しておりますが、カラフルなルックスから水中ライトと勘違いされるか方がおります。水中ライトとは全く別ジャンルのライトになりますので注意が必要です。このプロポリマックスはUL認証(米国防爆認証)のアイテムです。ボディの側面には使用可能エリア、クラス、禁則事項等がびっしりとエンボス加工されて記されております。決まりごとはキッチリと書くところにアメリカの工業製品らしい厳格さが垣間見えます。

085-11.jpg

楕円形のボディは握りやすくバトンを持つようにしてもてます。長時間の連続点灯でもボディは熱くならずストレス無く使い続けられます。また、蛍光イエローのボディはローライトな空間でも目立ち遺失しにくいカラーリングです。機械整備やエンジンルームなどライトの置き忘れが許されない場所での使用にも適しています。

085-5.jpg

このライトの肝となる搭載LED。従来機の4AAスーパーLED米国防爆モデルほど深いリフレクターではありませんが、こちらも充分深く風防レンズ径は31mmと比較的幅広です。鏡面リフレクターによる集光により太く力強い中心光がビーム状になって照射されます。周辺光は広くはありませんがそれなりに明るく、手前から奥までを広く明るく照らすことが出来ます。明るさは2段階の調光が可能。Hiモード300ルーメン、Lowモード50ルーメン さらにストロボ点滅機能があります。また、テールスイッチを10回タップしてホールドすると切り替わる10タッププログラミング機能を搭載。シーンに合せて3タイプのプログラミングを使い分けることが出来ます。

風防レンズは実質割れることの無いポリカーボネート製。このライトの落下衝撃性能は3m。実は一般的にタクティカルライトなどと呼ばれるアルミ合金製のライトよりも耐衝撃性に優れます。ライト自体が軽いということも貢献しますが、衝撃吸収性に優れたプロポリマーシリーズは過酷な現場での使用に耐えられる素材で構成されています。

085-13.jpg

別売のベルトクリップを装着している図

スイッチは凸状のボタンではありますが、周囲に誤作動防止の為のクラウンがあり、カバンの中での誤作動を軽減します。スイッチ自体のタッチは軽く、半押しでのモーメンタリー点灯が可能。クリック感も確りしており、非常に使い易いスイッチボタンです。このクラウン部分には穴が開いていて紐やストラップが取り付けやすくなっています。また、この穴には別売のベルトクリップが装着可能です。丈夫で幅広のベルトにも対応しますのでプロポリマックスをお求め際は是非ご一緒にご利用いただきたいアクセサリーです。

085-8.jpg

 ヘッドを外して電池を出し入れします。ヘッドキャップの内側にはモジュール化されたLEDユニットがあり、これ単体をお買い求めいただくことも可能です。つまり、長寿命とは言えLEDもいつかは点灯しなくなります。そんな時でもストリームライトであればLEDユニットのみを交換して使用し続けることが出来ます。新規での備品購入の場合、官公庁などでは煩雑な購入手続きが必要な部署もございますが、パーツであれば消耗品購入で手配できる可能性があります。これはエンドユーザー様が末永くストリームライトを使い続けていただく上で重要な性能の一つと言えます。

085-9.jpg

ボディ内側には電池の装填方向が記されたイラストがあります。単三電池を2本ずつ装填します。中央に仕切りがあるので苦せずして電池を装填できます。簡単な仕切りではございますが非常に合理的です。また、バッテリースペース上部にあるレール状の溝はLEDモジュールを正しい位置で装着する為のガイドです。電池の極性を間違えることなく簡単かつ確実に装着するめの工夫が細部に施されおります。

085-12.jpg

濃い煙や霧の中でもその力強い光軸でその先を照らすことが出来ます。従来品は光軸が細く照射面の明るさに若干の不足がありましたが、最大300ルーメンの光束は満足が得られる明るさかと思います。また、Lowモード50ルーメンも使い易く手元の書類確認などでは非常に便利です。

発売から4年近くが経過しても変らぬ人気を誇るのは、その確かな性能と軽量で丈夫なボディにあります。複雑な操作を必要とせず現場作業員が使いこなすことが出来る操作性は非常によく考えられたものです。近年新たな機能を追加されたモデルがリリースされておりますが、UL防爆認証で充分な明るさが得られるライトとしてはこの4AAプロポリマックスで間違いありません。

4AAプロポリマックス

 

 

保存

保存

保存

保存

保存

Facebookで更新情報をチェック!