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STREAMLIGHT (ストリームライト) 120F STINGER SWITCHBLADE スティンガー スイッチブレード 充電式 LEDライトバー

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STINGER SWITCHBLADE スティンガー スイッチブレード 充電式 LEDライトバー

ストリームライト正規輸入販売店「ルミテック日本」のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。本日は、新商品のご紹介です。ストリームライトを代表する充電式プロフェッショナルライト「スティンガーシリーズ」に新たに加わったこのアイテムは、充電式のLEDライトバーです。主に、自動車や機械整備で使用されるモバイル型の作業灯で、電源ケーブルを引くことなく、現場で手軽に使用することが出来ます。自動車の整備業界では、既にこの手の作業灯が非常に人気で、近年普及し始めています。今回ご紹介する「スイッチブレード」は、他には無いユニークな性能とスペックを持った灯具でございます。

それでは、早速その詳細をご紹介致します。

3種の異なる光源を搭載。用途、状況に応じて使い分けられます

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スイッチブレードは、800ルーメンの白色光、600ルーメンの高演色光、UV(紫外線光)の3種の異なるLEDを装備します。白色は、汎用性の高い明るさ重視の光源。色温度を計測する機器では約6000K(ケルビン)なので、すごく青白いと言うこともなく、見やすい白色かと思います。もう一つのメインの光源である高演色LEDについて少しご案内いたします。

高演色とは文字通り「演色性が高い、良質である」という意味です。単位はCRIと表記し、最大値が100。この100に近いほど「太陽光に近い光」という事になります。ちなみに、私たちの身近なところにある光源では、ホワイトガソリンランタンや、明るい白熱電球が、ほぼ100CRIになります。オフィスや家庭の蛍光灯に比べて、オレンジ色がかっていて暗いイメージがありますが、演色性と明るさは比例しません。高演色の光りの下では、物質が持つ本来の色が確認できるのが特徴です。

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そして、この製品に搭載された高演色LEDは、約4000Kのニュートラルホワイト。わずかに暖色系の白色光になります。明るさ(ルーメン)は色温度の高い白色光と比較すると落ちますが、色を確認したりする作業では非常に視認性に優れた光りを放ちます。塗装の仕上がりや、ハーネスの色の確認など、機械整備や自動車塗装の現場で普及が進む光源です。

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UV(紫外線)光は紫色の光源で、裸眼でUV光を直視すると大変目に有害です。長時間使用するような場合は、UVカットのアイウェア等を装着してご使用下さい。UV光は、蛍光体に激しく反応します。身近なところでは、蛍光ペンや付箋、コピー用紙などにも反応します。この性質を利用し、蛍光体を冷媒に添加することで、エアコンのガス漏れ等を可視化することが出来ます。また、傷や汚れ、付着物などの検出にも適していますので、このUV光で真っ暗な自宅内を一周すると普段では確認できなかった汚れが浮き出て見えます。このような特性を生かして衛生分野での利用も増えてきています。

この3種のLEDが、本体から伸びる「ブレード部」の両面にそれぞれ搭載されています。ボディをひっくり返すことで、それぞれの光源を使い分けられます。ブレード部はアルミ合金製で放熱に優れ、ハイルーメンの光りであっても効率的に連続照射が可能です。白色光と高演色の点灯モードでは連続3時間45分の点灯が可能。UVに至っては15時間も使用できます。

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ブレード部は、最大180度展開可能で、7段階のチルトが可能。照射配光が非常に広範囲なので、多少照射する向きが異なっても違和感なく使うことが出来ます。また、一般のフラッシュライトのように中心光のあるものではなく、面で対象を捉えるタイプになりますので、至近距離での使用でも中心だけが明るくなるようなことはありません。

現場使用で役立つ、機能、特徴

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スイッチブレードは、単に明るい、良質な光源を搭載したバーライトではありません。各種メンテナンス作業がし易いようにする為の、様々なアクセサリーを装備します。まず、底部には、引き出し式のフックが付きます。このフックは、360度自在に回転します。自動車整備であれば、ボンネット裏のループに引っ掛けたりして使えます。フックは指でも引き出せますが、新しいうちは多少固いので、スクリュードライバーなどで引き出すのが良いでしょう。すぐに馴染んできますが、早く取り出しやすくするには少量のワセリン等をフックのシャフトに塗ると良いでしょう。

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強力マグネットを底部に装備。
フックのある場所に強力なマグネットを内蔵します。鉄等の金属に対して強力に張り付きます。ボンネットや足回りなどを広く照らしたい時に便利です。

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自立できるバランスの良さの秘密。

スイッチブレードは、ブレードを展開しても自立させることが出来ます。この手のバーライトは、細く平たい棒状のものが多いものです。もしくは、投光器のように四角いボックス状の物になりますが、この製品はデスクスタンドのように立てることも出来ます。その秘密は、底部の黒いパーツ。ボディは軽量で丈夫な樹脂パーツで構成されていますが、底部はやや重量感のある金属製です。このパーツのおかげで安定して自立させることが出来ます。細かなパーツの確認や、半田付けなど作業をする時は、デスクスタンドのように立てて使用すると便利です。上記の写真のように立てると、高演色LEDとUV光が使用可能です。

また、底の金属部にはホールが空いていてフックやケーブルを通して吊すことが出来ます。また、つま先に突起がありますので、ワイヤーのようなところにちょっと引っかけて吊すことも可能です。

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細長いブレード部は、狭い場所へも入れやすいです。

ブレード部は細く作られていますので、エンジンルームなど狭い場所へ差し込むことも可能です。しかも、本体をひっくり返すだけで、異なる光源を使い分けられます。単純ではありますが、非常に合理的な設計に思えます。また、チルトが可能なので、配管などが密集する箇所でも、取り回しにある程度融通が利くのもスイッチブレードの利点の一つです。

重要なのはこれら機能が別体式ではなく、全て内蔵されていることです。アクセサリー類を別に装着することで、その機能を向上させる製品は他社にもありますが、スイッチブレードは既に内蔵されてそれ一つで完結してる点です。その為、アクセサリーを持って行き忘れたり、紛失したりする心配がありません。ライト本体だけで全てが完結することは、実務に置いては非常に重要なことかと思います。

 

ユニークな充電方式。これぞ、新世代のスティンガーシリーズ!

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品名にスティンガーとありますように、スティンガーシリーズの充電器で充電が可能です。充電器セットである120Fには、新型急速充電器の75105と、AC/DCアダプターの他、マイクロUSBケーブルも付属します。もちろん、旧来のスティンガーシリーズの充電器も使用可能です。しかも、本体にマイクロUSBポートがあり、スティンガーの充電器を使用しなくとも、マイクロUSBを直接差し込むことで充電が可能です。スマートフォンのAC/DCアダプターや、パソコン、最近では自動車にもUSBポートが標準装備されていますので、様々な場所で充電が可能です。

また、既にスティンガーを導入されている方、もしくは、USBで充電されたい方は、ライト単体の120Tがおススメです。セット品の120Fよりも若干お値段は易くなります。

 

使い捨てではありません!ストリームライトならではのメンテナンス性

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この製品は、基本的に充電池を抜き差しする必要はありません。上記でご案内したとおり、充電器に差し込むか、マイクロUSBを差し込んで充電します。この手のバーライトやワークライトは、その形状特性上、充電池の取替えが不可能なモデルが多いのですが、充分なライフタイムを持つリチウムイオン充電池を使用している場合が殆どとはいえ、内蔵充電池の寿命が尽きればライト本体ごと買い替えなければなりません。それまでには充電式ライトは低いランニングコストで十分にトータルコストは抑えられているはずですが、高性能なものほど初期投資コストは高くなりますので、なにかもったいないように思えます。

この「スイッチブレード」は底面の4つのネジを外すことで、内蔵リチウムイオン充電池(品番76805)を取り出すことが出来ます。つまり充電池の寿命が尽きた時は、充電池を簡単に交換して継続使用することが出来ます。多くのユーザーの方々が十年以上もの間スティンガーシリーズのライトをこうして使い続けていらっしゃいます。ストリームライトのモットーの一つは「継続性」です。

参考記事
12年前から存在し、進化し続けるスティンガーLED&ストリオンLED

恐らく、スイッチブレードはカー用品店などに並ぶ数多ある同型製品と比べたら、かなり高価な製品と思われるでしょう。しかし、その性能、機能はそれに値するだけの物があります。特に、継続性に関しては、重要なスペックの一つです。以前にもスティンガーシリーズのご紹介の時もご説明しましたが、充電式ライトは、システムそのものです。製品性能を向上させることは、メーカーにっとては重要なミッションの一つですが、エンドユーザーが不自由なく、継続して製品を使い続けられることこそが、「プロフェッショナル グレードのツール」として最も重要なことかと思います。このスイッチブレードもそんなプロの現場を支える新たな灯具として認識していただければ幸いです。

 STINGER SWITCHBLADE スティンガー スイッチブレード 充電式 LEDライトバー

 

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