ルミテック日本 > ルミテック日本 > ファイヤー&レスキュー(消防用) > STREAMLIGHT ストリームライト 104Y ポータブルシーンライト(充電式投光器) 防災 レスキュー 作業
ファイヤー&レスキュー(消防用)

STREAMLIGHT ストリームライト 104Y ポータブルシーンライト(充電式投光器) 防災 レスキュー 作業

ルミテック日本A
ルミテック日本

ポータブルシーン充電式投光器

いつもルミテック日本のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。本日ご紹介するライトは持ち運び可能な充電式投光器「ポータブルシーンライト」です。懐中電灯とはとても呼ぶことの出来ないサイズと重さのライトです。ストリームライト史上最大級の明るさと大きさを誇ります。ポータブルシーンはただ明るいだけのバッテリーライトではありません。僅か30秒程度で伸縮自在の首部を展開することが出来、最大182cmの高さから投光することが出来ます。高い位置から投光することで広い面を明るく、均一に照らすことが出来ます。重量のあるライトではありますが、一人で充分に持ち運びが出来る重さなので、車載も充分可能です。工事現場はもちろん、大規模な災害現場などで停電した地域における救助活動でも使用されることが想定されたライトになります。最近では夜間の選挙演説用にも引き合いが来ています。

104Y-2.jpg

全長:559mm ×ボディ幅:165mm ×全高:279mm
重量:約11.3kg
使用充電池:専用シールド鉛バッテリー45630 × 2個

データシートでその大きさや重さはある程度覚悟しておりましたが実機を持つと「重い!」と思わず声が出ます。その為専用のスリングベルトと確りとしたハンドルが付いています。肩にかけた状態で歩き回るにはあまりに重いですが、車載していれば投光を必要とする現場まで一人の人間が運ぶには充分可能な重さです。大型の電源車両や発電機が入れない空間、状況でそのモバイル性が効果を発揮します。

ボディは耐衝撃性サーモプラスチックを使用。軽量で丈夫な素材です。重量の多くは搭載されているシールド鉛バッテリーによるものです。充電池は交換が可能なので継続的なメンテナンスが可能です。

104Y-4.jpg

スイッチボタンは光源があるライトユニットの中心部にあります。ここをプッシュすると点灯します。連続してブッシュすることで3段階の調光が可能。

MAX:5300ルーメン 4時間
Med:2500ルーメン 9時間
Low:1300ルーメン 18時間

ライトユニット部分はアルミ合金製で丈夫かつ放熱に優れたデザインをしております。最大照度の5300ルーメンも驚異的ですが、Lowモードの1300ルーメンで18時間に及ぶロングランタイムも魅力です。アームを伸ばせば高い位置から投光可能なので1300ルーメンであっても広い範囲を照らすことが出来、周辺安全確保には充分な明るさを得ることが出来ます。

104Y-3.jpg

スイッチボタン部分のつまみを回転させると前面のレンズが回転しワイド、スポットの配光の切り替えが可能です。レンズ部にクリアーとディフューザーが交互に配列されており、回転させることで任意の配光に切り替えることが出来ます。各LEDが収まるリフレクターはさほど広く、深いものではありません。狭角な配光と言うよりは比較的ワイドな光りになります。ディフューザーを被せることでより柔らかな光りになる感じです。

104Y-5.jpg

スイッチは三点ポジション
シーンライトの特徴の一つがこのスイッチです。トルグスイッチを採用し、中心がOFF、「BATTERY」が内蔵充電池を使用して点灯します。そして「EXT PWR」が外部電源による点灯を意味します。付属する12Vのシガープラグを車両等に挿し、外部電源を利用して連続点灯が可能です。内蔵充電池よりも遥かに長時間の点灯が可能になります。この機能からも分かりますようにポータブルシーンライトは車載での利用が前提のライトかと思います。緊急車両や工事車両の荷台に載っている姿が想像されます。

では、実際にどのように展開するかご案内致します。そのスピーディーかつ合理的なトランスフォームをご覧下さい!

104Y-7.jpg

まず、ハンドルのエンドにありますピンを引き抜きます。ピンは本体と紐で繋がっており紛失の心配がありません。

104Y-8.jpg

ピンを引き抜くとハンドル部分が真っ二つに割れます。そしてアーム部分を持ち上げ、「カチっ」と音がする位置まで持ち上げるとアームが直立します。あとはアームにある4つのクイックリリースレバーを解放し、任意の高さまで伸ばしてレバーを倒せば自在に調整することが出来ます。アームはアルミ製で軽量で丈夫なものです。最大全高の182cmまで伸ばしてもさほどふらつきません。

104Y-16.jpg

脚部はボディの下部に収納されており、ゴム製のストッパーを解除し、前方へ開き「ハの字」に展開します。設置箇所が充分に広ければさらに安定した設置が可能です。脚部の上部にはリフレクターが貼られていて、目立つようになっております。つまづき防止のものかと思います。

104Y-10.jpg

ヘッド部はほぼ360度回転させることが出来ます。また上下へチルトも可能なので設置してからの投光方向を変えることも容易です。光源の背面部分は放熱ヒートシンクになっており点灯中は加熱されます。5300ルーメンでの照射ではかなり熱くなるので取り扱いにはご注意下さい。

実際の照射ですが、これまで多く紹介してきたどのようなライトよりも明るく、ワイドな配光になります。

104Y-13.jpg

Lowモード
1300ルーメンでも充分明るく、高い位置から照射するので広い面を照らすことが出来ます。ハンディライトでは為しえない当に投光器のような使い方が出来ます。

104Y-15.jpg

MAXモード
室内はもちろん、屋外でも充分作業の出来る明るさです。狭い空間であればさらに明るく感じると思います。作業にあたる各自が装備するヘッドランプやハンディライトではカバーしきれない部分を明るく照らすことで二次災害の軽減や作業の効率化に貢献します。

保存

保存

ストリームライトのプロモーションビデオでもバリエーションに富んだ使われ方が紹介されております。IPX7の優れた防水性は雨天の中はもちろん、水気の多い場所でも使うことが出来ます。エンジンを搭載した投光器に比べればコンパクトでメンテナンスも楽なので災害時の常設灯具としても非常に優秀かと思います。また、意外な使われ方ですがエンジンを使いませんので静かな投光が可能です。短時間のイベントや街頭演説など「音や声」を重視する屋外の使用にも最適です。

ハンディライトのような手軽さや価格ではありませんが、元々個人が所有するようなライトでもありません。官公庁や企業が業務用として使用する製品です。現在販売中のモデルは初期型3600ルーメンのモデルよりもさらに明るく高効率なLEDが搭載されています。より進化したシーンライトを是非お試しください。

ポータブルシーン充電式投光器

 

保存

保存

保存

Facebookで更新情報をチェック!