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コラム
2017/06/23

STREAMLIGHT ストリームライト 099 サバイバー IEC防爆モデル 充電式 消防用ライト

ルミテック日本A
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サバイバー

今回ご紹介しますライトはストリームライトが活躍している代表的な業界「ファイアー&レスキュー」に特化したモデル「サバイバー」です。「生存者」を意味する名前のこのライトは極端に絞られた狭角な照射光が特徴のモデルです。煙の充満する火災現場でいち早く生存者を救出する消防隊員が使用することを前提に作られたモデルで、一般の方が想像される「懐中電灯」とはその形も光り方も全く異なる製品です。

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最新のサバイバーIEC 防爆モデルは国際防爆規格IEC60079シリーズの防爆認証を取得した防爆ライトでもあります。つまり、消防関係だけでなく、ガスや燃料など危険品を扱うプラント、産業系の業界に対しても強く訴求できるアイテムとなっています。
基本セットにはライト本体、充電器、充電池、乾電池ホルダー、その他付属品を含む「標準充電器セット」と、既に充電式のサバイバーを導入されている場所におススメの「ライト単体(充電池、乾電池ホルダー含む)」、それにリーズナブルな乾電池で点灯する「乾電池モデル」の3タイプがラインナップされています。予算や導入先の状況に合わせ幅広い選択肢をご用意しています。

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最新のサバイバーは専用充電池にリチウムイオン充電池を採用しています。

従来のNiCd(ニッカド)バッテリーに比べて軽量で、優れた性能を発揮する充電池です。従来のニッカド充電池モデルと比較して約120gもの軽量化に成功しています。基本的に充電地はライトに装填したまま充電を行います。サバイバー専用チャージャーにライトを差し込んで充電を行うので、充電池を頻繁に出し入れする必要がありません。安全かつ確実な充電が可能です。また、充電器セットにはDC12V用のシガープラグケーブルが付属するので、チャージャーを車両へ搭載することも可能です。後ほど紹介するメーカーのプロモーションビデオにも消防車に乗り込む際にサバイバーをチャージャーに差し込むシーンがあります。

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スイッチは頭頂部にあるプッシュ式。スイッチカバーが大きく、消防士が使用する耐火グローブでも押し易くなっています。基本的には装備品のハーネスやベルトに挿して携帯し、親指でスイッチを押し込んで点灯させます。その為にスイッチはボディの頭頂部に設置されています。

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幅広ベルトに対応するクリップとDリング。
50mm幅のデューティーベルトに対応するバネ式のベルトクリップ。エンド部分には返しが付いておりベルトに確りと食い込みます。金属製のDリングはカラビナ等で、右の胸元に提げて使用する為のものです。プロモーションビデオや画像を見ても、皆右側にぶら下げていますね。

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サバイバーはこのようにハンズフリーで装備します。肩掛けにファイアーバルカンを装備している例が多いですが、ライトを手に持って活動に当たっている姿は見られません。通常であれば放水ホースや斧を持たなければならないので、ライトを手にもって行動することはありません。サバイバーの特徴的な形状もそれを想定してのものです。

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最新のサバイバーIECは従来のモデルと比べ大幅に「薄く」なっています。英語ではLow Profile(ロープロファイル)と言い、嵩張らないようなデザインをしたものを意味します。従来のサバイバーは深いリフレクターを使用して光りを集光させていましたが、現行モデルは光学レンズを搭載することにより、外側への出っ張りを最小限に留めた設計になっています。「こんなので光りが飛ぶのか?」と初めて見た時は心配になりましたが、全くの杞憂でした。シリーズでも最強の狭角スポット配光を実現しています。

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サバイバーIECには「スモークカッタープラグ」というアクセサリーが付属します。ディフォルトでは装着されておらず、ユーザーが任意でレンズカバーを外し、このスモークカッタープラグをレンズ中央に装填してレンズカバーを戻します。このプラグを付けていなくても充分に狭角ではありますが、装着することで照射角はより狭角になり、煙を貫く性能がアップします。

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演出用の無害なスモークを炊いて一般的な懐中電灯と煙の中での見え方を比較して見ました。懐中電灯はルーメン数が高いほど明るいというのは皆さんご存知かも知れません。それは正解でありますが、「煙の中」では必ずしも正解とはなりません。サバイバーよりもはるかにルーメン数の高いライトを使用しましたが、空気中を漂う煙が媒介となり白くホワイトアウトするばかりで、ほんの5m先を照らすのも困難です。

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対するサバイバーは見事に煙を貫きます。サバイバーの明るさは最大で175ルーメン。175ルーメンは決して明るくないわけではありませんが「プロが使うライトの割には暗くない?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませ。しかし、この絶妙な明るさと細く絞られたビーム状の配光が煙の中ではその威力を発揮します。通常とは全く異なる環境下での使用が想定されたサバイバーは正に専用モデルです。普段から携帯するような懐中電灯でもなければ、自宅の防災用ライトでもありません。

 ストリームライトのサバイバーシリーズはキセノン電球の頃から続く伝統あるシリーズの一つです。消防隊員が個人装備する為のパーソナルライトであり、メインの肩掛けのライトを補うバックアップ的な存在です。日本では肩掛けのファイアーバルカンに比べ認知度が低い灯具ですが、アメリカでは消防車用の標準装備品ライトとしてNFPAから認定を受けております。これほど配光の特殊なライトも珍しいですが、素材、操作性、継続可動時間などすべてにおいて消防用ライトとして考え抜かれたライトも他にありません。是非日本でも普及して欲しいライトの一つだと思います。

 

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